2021年09月11日

COVID-19 実際の怖さを確認するために−JSON to CSV

変なタイトルですが、次のような流れです。

COVID-19の方は(正確にはSARS-CoV-2 検査陽性者でしょうが・・・)いわゆる第五波呼ばれる状態となり、投稿時点では一応のピークを越えたようです。ピーク自体は過去の波のなかで最高値となりました。一方死者はさほど増えていません。この要因は様々であり、ひとことで言い表すことはできません(素人ですし)。例えばとして、今まで多くが亡くなっていた高齢者が何らかの理由で亡くならなくなったことが挙げられると思います。
ある人はワクチン効果を言い、ある人はδ株は毒性が低いと言い(それでも高齢者の死者が増えないのは何故でしょうね・・・)
この点をここで論じるつもりはありません。

ただ気になるのが検査陽性者に対する死亡者数の割合(いわゆる死亡率)がこれまでの累計で計算されていることです。死亡率は約2%と言われ続けています。
(*2021/9/17現在、死亡者数/総陽性者数でも約1%程度まで落ちてきています。)
この数字は累計のため、いろんな要因をまぜこぜにしすぎて現状を正しく理解できないと思います。

これまでのところ、おおむね陽性者数のピークのおよそ1か月後に死者数のピークを迎えていました。であれば、死亡率もそれに準じた扱い、今日の死亡者数/1か月前の陽性者数で計算し、その2週間平均あたりが現状をより反映しているのではないかと考えます。(1週間平均でもよいかもしれません。)

実際は検査陽性者が症状あり(=発症者)なのか、濃厚接触者として検査を受けたただの検査陽性者なのかでも解釈は変わると思いますけれど、後者がその後発症したかどうかのデータはたぶんどこにもないんじゃないかと思いますので、概要をつかむために、累計で計算している微妙な死亡率2%前後に惑わされないために、上記の計算をしたいなと。


データはここにありました。
内閣官房長の新型コロナウイルス感染症対策 各種データ
https://corona.go.jp/dashboard/
また、このページ各項目の下に「オープンデータはこちら」とあり、これをクリックすると詳細なデータが用意されています。

例えば・・・
累計の陽性者数
https://data.corona.go.jp/converted-json/covid19japan-npatients.json

そして
累積の死亡者数 オープンデータ
https://opendata.corona.go.jp/api/Covid19JapanNdeaths


さてこれらデータ、↑にコピペする際削除した一文があります。
「JSON形式でご利用いただけます。」

データを見ても今の私にはさっと利用は困難な文字列が並んでいました。それがJSON形式なのでしょう。意味は分かりますが、Excelなどで計算させようと思うと使い勝手が悪い気が・・・
まずJSON形式とやらについて調べますと・・・

JSONの形式を完全理解して読み書きできるようになるための記事
https://www.sejuku.net/blog/80617
>JSONとは、JavaScript Object Notationの略でデータフォーマットの一種です。
これでぴんと来ない方は上記ページなどをご覧ください。

個人的にはcsvが扱いやすいなと思い、JSONをcsvに変換したらいいじゃんと、変換ページないかなと検索すると早速発見。

Convert JSON to CSV
https://konklone.io/json/

データ数が少ないため無事変換できました。
(全国の感染者数 オープンデータはデータ量が多いようで読み込み不可でした。)


あとはExcelです。
何れも累計なので、日々の差分を取って、その日の各報告数とします。
陽性者数の14日平均を計算します(C)
死亡者数の14日平均を計算します(D)
ある日のD/1か月前相当のC を計算(E)
先に挙げた、ある日の死亡者数/1か月前(30日前)の検査陽性者数を計算(A)
(A)の14日平均(B)を計算

(率を足し算していたので計算を見直しました。)

(E)の推移を見ていますと、2020年の6月末ごろにおよそ8%ほどの恐ろしい死亡率をたたき出していました。ただこのころは検査陽性者すうが非常に少ない印象で、亡くなった方が見つかりやすい状態だったのかもしれません。
その後2%前後で推移し、2020年の年末ごろ急速に立ち上がりますが4%程度です。
その後ワクチン接種が始まる2021年3月〜5月にかけては3%程度で推移し、ワクチン接種が進んできた今に至るまで下落を続け、このところは0.5%程度となっています。(これは誤った方法としてに計算した場合でも同様の値となりました。)

死亡率計算案02



うん、今はさほど恐れる疾病ではないように思います。
どこかで残した気もしますが、死ぬのが怖いなら生きるのをあきらめるしかありません。どんな年代でも突然死はあり得ます。病気にしろ、事故にしろ。
正しく恐れるというのはそういうことかと思います。
つまりは確率の問題なのです。


***
ちなみにこのようなブログをお読みになる方はすでにご存じだと思いますが、コロナ死に数える際、その因果関係は問わないこととなっています。
先日沖縄県でSARS-CoV-2 陽性となり宿泊施設で療養していた方が、宿泊施設の窓から転落して亡くなりました。これもコロナ死として数えています。
COVID-19で実際亡くなったかはどれぐらいいるんでしょうね。


***
ついでにワクチン接種で亡くなった場合、副反応などでの死亡であれば国の予防接種健康被害救済制度で一時金4420万円が支払われることになっています。
◆ワクチン接種で死亡したら4420万円支払い 厚労相
https://www.asahi.com/articles/ASP2M5SQLP2MUTFK025.html

ここでのポイントは「副反応などでの死亡」です。この投稿現在ワクチン後の死亡報告は約千件。その99%以上はワクチン接種と死亡との因果関係が評価できないとの判定です。
◆99%は因果関係不明?
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210922/k10013271601000.html

これら死亡について副反応などの「など」に含まれるかは、今後報告される健康被害救済制度の報告を待つこととなります。ワクチン接種後に副反応で健康被害を受けたり、亡くなった場合は救済制度があります!と言っていた某大臣の化けの皮が外れるか、今回は広く救済されるか。気になるところです。
新型コロナワクチンについて【〇〇大臣からの情報】
https://seitaro-masu.com/activity/post-20210126/
clusters_of_differentiation at 22:17│Comments(0)

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