2021年09月26日

マスクをするべき場面とする必要のない場面〜アフターコロナ(ウィズコロナ)を見越して

いろいろな考えがあると思いますが、今のところ現実的な回答は、日本が当初から言っている「3密(*)を何れも避けられる状態」ならマスク不要かと思います。
*「3密」:密接、密閉、密集


例えば、熱中症対策とは言っていますが
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_coronanettyuu.html
>(1) マスクの着用について
(略)
>高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあるので、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクをはずすようにしましょう。
>(略)また、周囲の人との距離を十分にとれる場所で、マスクを一時的にはずして休憩することも必要です。

一部エアロゾル感染という話もありますが、通常の呼吸ではさほど生じることはなさそうなので、言葉を発しなければマスク不要と言えそうです(これは自身がウイルスを持っていたとして、周りに広げない意味です)。
https://news.yahoo.co.jp/byline/sakamotofumie/20200711-00187597

なおエアロゾル感染を防ごうと思った場合でも「3密を避ける」でおおむね対処ができそうです。
(密閉を避ける=換気よし)


また、子供については次のような話もあります。
◆乳幼児のマスク着用の考え方 日本小児科学会
https://www.jpeds.or.jp/modules/guidelines/index.php?content_id=117
>乳幼児のマスク着用には危険があります。特に2歳未満の子どもでは、気をつけましょう。
こちらでは主にマスク着用のリスク(デメリット)が多く触れられています。
マスク着用による窒息や熱中症などです。
いわゆる正しいマスクの着用が困難な年齢層にはマスクの持つ予防効果はあまり考えられなく、リスクしかないような状態なのだと思います。


◆学校の体育の授業におけるマスク着用の必要性について
https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/hakusho/nc/jsa_00011.html
運動を行う際にマスクを着用する場合、十分な呼吸ができなくなるリスクや熱中症になるリスクが指摘されております。
>このような運動時のマスク着用による身体へのリスクを考慮して、学校の体育の授業におけるマスクの着用は必要ありませんが、体育の授業における感染リスクを避けるためには、地域の感染状況を踏まえ、児童生徒の間隔を十分に確保するなど、下記の事項を十分に踏まえた対策を講じることが必要です。
(この文章に教師−児童生徒間の感染リスクが触れられていないのは気になるところですけどね・・・)


・・・これらを踏まえると、「3密が避けられる」場面ならマスク不要だなぁと思いますが、どうでしょうかね。100%の安全(というかウイルスを浴びない)を取るなら、完全に引きこもり誰とも会わないか、今すぐ命を絶つほかありませんので、そういうご意見は不要です。どういう場面なら外すことも容認できそうかということです。


そういえばマスク否定派さんにはエアロゾル感染があるから無意味だ!という主張もあるようです。併せてマスク着用のリスクとして例えば子供の低酸素を訴えられるとか。酸素が減るならエアロゾルだって減るじゃんと突っ込みを入れなければなりませんね。
なのでマスク無意味という話ではなく、ユニバーサルと言いつつも力を抜ける場面はどんなかなーということです。

同じ音楽イベントでも大騒ぎするライブ系は危なそうですが、黙って席に座って聞くクラシック系は安全そう?という具合です。
clusters_of_differentiation at 19:48│Comments(0)

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